【エロ動画】なげるーみあ！【アダルトAVアニメ・ゲーム】

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なげるーみあ！の詳細情報まとめ。安全に無料動画視聴！

本作はルーミアのゲームですが、もう一人プレイアブルキャラクターとして「幽谷響子」を使用することができます。

箒で攻撃する物理攻撃の他に、叫んで攻撃する音波攻撃や、音波を固めて乗ったり落としたりするなど、ルーミアとは全く異なったアクションを行います。

## なげるーみあ！ ～響子、嵐を呼ぶ～

東方Projectの二次創作小説として、この作品はルーミアと幽谷響子という、対照的な能力を持つ二人の主人公が織りなす冒険譚である。原作ゲームの面白さをそのままに、キャラクターの魅力を最大限に引き出す物語を目指した。

早朝の幻想郷は、まだ眠りから完全に覚めきっていないかのような静寂に包まれていた。しかし、その静寂を破るように、遠くからけたたましい叫び声が響き渡る。それは間違いなく、ルーミアのものだった。

「なげるーみあ！今日も元気いっぱいだぞー！」

文字通り、彼女は己の能力を最大限に活かし、何でもかんでも投げつけていた。飛んでくるのは石ころ、木の実、そして時には通りすがりの妖怪の尻尾まで。その破壊力と予測不能な軌道に、多くの者が辟易していた。

ルーミアの豪快な朝の始まりを、やや離れた場所から静かに見守る者もいた。幽谷響子である。彼女は手に持った小さな箒を器用に操りながら、ルーミアの行動に眉をひそめた。

「まったく、毎度毎度…あの騒がしさったら。静かに暮らしたいと、どれほど願っていることか。」

響子は、騒音や驚きといった、自身の能力と深く結びついた感情を極度に嫌っていた。彼女の能力は「音を操る」こと。しかしそれは、ルーミアのような能動的な攻撃とは異なり、より繊細で、そして時には恐ろしい力を持っていた。

今日もまた、ルーミアが投げつけた巨大な岩が、森の奥深くに不時着した。その衝撃波で、周囲の木々が大きく揺れ、小鳥たちが一斉に飛び立つ。

「あー！もう！いつまでやってるのよ！」

響子は思わず声を張り上げた。その瞬間、彼女の声は特殊な音波となって放たれた。それは単なる叫びではなく、周囲の空気をも震わせる力を持っていた。ルーミアに向かって伸びていった音波は、彼女を軽々と吹き飛ばす。

「うわっ！な、なんだ今の！？」

ルーミアは予想外の反撃に驚き、バランスを崩して尻餅をついた。響子はさらに踏み込み、今度は自身の持つ箒を武器に、ルーミアへと詰め寄る。

「静かにしなさい！少しは周りのことを考えたらどうなの！」

響子の攻撃は、ルーミアの投げつけるものとは対照的だった。箒は鋭い刃物のように空を切り裂き、その動きは流れるように滑らか。ルーミアは戸惑いながらも、持ち前の運動能力で響子の攻撃を避け続ける。

「へへーん、響子も怒ると怖いんだなー！でも、俺様は負けないぞー！」

ルーミアは、そう言いながら再び石を投げようとした。しかし、響子の次の攻撃がそれを許さない。彼女は再び叫び声を放った。今度は、より集中した、鋭い音波弾となってルーミアへと襲いかかる。

「くらえ！『音波撃破』！」

「うわあぁぁ！」

ルーミアは避けきれず、その音波弾を直撃した。しかし、彼女の体は丈夫だった。むしろ、その衝撃でさらに元気になったかのように、ニヤリと笑った。

「なんだー、響子の攻撃も悪くないじゃん！もっと本気で来いよ！」

ルーミアの挑発に、響子の表情はさらに険しくなる。彼女はさらに強力な音波攻撃を放とうとした。しかし、ルーミアがその前に、予想外の行動に出た。

彼女は、自身の周りに漂う光を握りしめると、それを響子目掛けて投げつけた。それは、ルーミアの能力の真髄、光を投げるというものだった。

「くらえ！『光球弾』！」

「なっ…！」

響子は咄嗟に箒を構え、その光球弾を受け止める。しかし、その威力は想像以上だった。響子の体を大きく後退させ、地面に激しくぶつかる。

「ぐっ…！あの馬鹿な…！」

響子は呻き声をあげた。ルーミアの力は、確かに増している。そして何より、その予測不能さが厄介だった。

その時、森の奥から、さらに大きな衝撃音が響き渡った。何かが、森の木々をなぎ倒しながらこちらへ向かってくる。

「なんだあれ！？」

ルーミアが叫ぶ。響子も警戒するように身構えた。現れたのは、巨大なゴーレムだった。その巨体から繰り出される一撃は、森をも簡単に破壊していく。

「こ、これはマズいぞ…！一人じゃ無理だ！」

ルーミアは、初めて本気の危機を感じていた。いくら自分でも、あれほどの巨体と破壊力には敵わない。

響子は、ゴーレムの猛攻を冷静に観察していた。彼女の能力は、ただ音を出すだけではない。音を固め、形作ることもできるのだ。

「よし…あのゴーレムの動きを分析するわ。」

響子は、ゴーレムが放つ地響きや、その巨体が立てる音に意識を集中させた。その音のパターンから、ゴーレムの動きの癖を見抜こうとする。

ルーミアは、ゴーレムの注意を引こうと、次々と光球弾を投げつけた。しかし、ゴーレムはルーミアの攻撃を意に介さず、ひたすらに響子の方へと突き進んでくる。

「おいおい、俺の方にだって攻撃してこいよー！」

ルーミアは焦り始めていた。ゴーレムの次の攻撃が、自分の近くにいる響子に直撃してしまうかもしれない。

その時、響子の目が光った。彼女はゴーレムの動きの隙を見抜いたのだ。

「見えたわ…！」

響子は、再び叫び声を放った。今度は、先ほどよりもずっと大きく、そして高音の音波だ。その音波は、ゴーレムの巨体に共鳴し、その動きをわずかに遅くさせる。

「ルーミア！今よ！」

「え？今の？」

ルーミアは響子の言葉に戸惑った。しかし、響子が確実にゴーレムの動きを鈍らせたことは、その目で見て分かった。

「了解！行くぜー！」

ルーミアは、自身の持てる全ての力を集結させた。光を握りしめ、それを圧縮する。一点に集中された光の塊は、眩いばかりの輝きを放っていた。

「これが俺様の『特大光球弾』だー！」

ルーミアは、その光球弾をゴーレム目掛けて投げつけた。響子が鈍らせた隙を突き、見事にゴーレムの顔面へと命中する。

「ぐおおおおっ！」

ゴーレムは、その強烈な光と衝撃に耐えきれず、大きくよろめいた。その隙に、響子は何かしらの動きを始めた。

「さあ、とどめよ！」

響子は、箒を地面に突き立て、再び叫んだ。今度の叫び声は、先ほどの単なる攻撃的な音波とは異なり、何かを固定するかのような、特殊な周波数を持っていた。

「『音波拘束・落下指令』！」

響子の声と共に、ゴーレムの周囲の空気が振動し、まるで無数の見えない糸に縛られたかのように、ゴーレムの動きがピタリと止まった。そして、その拘束はさらに強まる。

「な、なんだこれ…！動けない！」

ゴーレムは困惑し、身動きを取ろうとするが、響子の能力によって、地面に縫い付けられたかのように身動きが取れなくなっていた。

「これで終わりよ…！」

響子は、ゴーレムの巨体を見上げ、自身の能力をさらに集中させる。ゴーレムを固定していた音波は、さらに収縮し、やがてゴーレムの体を地面へと引きずり込む。

「うおおおおおおおおお！」

ゴーレムは断末魔の叫びをあげながら、その巨体を大地へと沈めていった。大地には、ゴーレムがいた場所に大きな穴が開くだけで、もはやその姿を見ることはできない。

静寂が戻った森。ルーミアは、まだ息を切らしながら、響子の方を見ていた。

「はぁ…はぁ…すごかったな、響子！あれ、お前の技か？」

響子は、静かに箒を地面から抜き取った。その表情には、先ほどの緊迫感は消え、いつもの冷静さが戻っていた。

「ええ。あのゴーレムの動きに共鳴する音波を放出し、その運動エネルギーを強制的に停止させたのよ。そして、それを地面へと引きずり込むように…」

響子はルーミアの隣に歩み寄った。

「しかし、ルーミア。君のあの光球弾がなければ、私の拘束も完璧ではなかったわ。あのタイミングでゴーレムの動きを鈍らせてくれなければ、私もあの攻撃を完璧に防ぎきれなかったでしょう。」

ルーミアは、響子の言葉に照れくさそうに笑った。

「へへ…まあ、俺様も響子のおかげで助かったからな！俺たちのコンビも、悪くないかもな！」

響子は、ルーミアの言葉に小さく頷いた。彼女は、ルーミアの騒がしさを嫌っていた。しかし、今日の出来事で、ルーミアの持つ底抜けの明るさと、その予測不能な攻撃が、決して無意味なものではないことを理解した。

「そうね…まあ、たまには、君のその騒がしさも、悪くないのかもしれないわ。」

二人の間には、以前とは異なる、少しばかりの連帯感が生まれていた。ルーミアの「投げる」という荒々しい能力と、響子の「音を操る」という繊細でありながらも強力な能力。この二つが組み合わさる時、幻想郷はまた新たな冒険の幕開けを迎えるのかもしれない。

「さーて、次はどこに投げに行こうかなー！」

ルーミアは、再び元気いっぱいに叫びながら、新たな獲物を探し始めた。響子は、そんなルーミアの姿を、少しだけ微笑ましく見守っていた。この二人の奇妙な友情が、幻想郷にどのような波乱を巻き起こすのか、それはまだ誰にも分からない。しかし一つだけ確かなのは、この二人が一緒なら、きっと退屈することはないだろうということだ。