【エロ動画】サキュバスロードレガリア【アダルトAVアニメ・ゲーム】

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目が覚めたら○いサキュバスがいた。

そして…もう後には引けなかった。


※短編ストーリーです。

ツクールMZで制作しています。

薄暗い部屋。埃っぽい空気と、微かに甘い香りが漂う。記憶の断片が霧のように私の頭を覆う。最後に覚えているのは、徹夜でゲームの制作に没頭していたこと。ツクールMZのウィンドウがぼやけて見え、眠りに落ちてしまったのだろう。

目が覚めると、目の前には信じられない光景が広がっていた。漆黒の髪が艶やかに流れ落ち、白い肌は透き通るように美しく、そして何より、その体は明らかに人間離れしていた。妖艶な赤い瞳は私を見据え、尖った耳が微かに震えている。

それは、ゲーム内でデザインしたサキュバスだった。

いや、ゲーム内の…ではない。

彼女は、生きたサキュバスだった。

私のゲーム「サキュバスロードレガリア」の主人公、ロードレガリアそのもの。鮮やかな赤と黒の衣装、すらりとした肢体、そしてあの魅惑的な瞳。すべてが完璧に再現されていた。まるで、ゲームの世界が現実へと侵食してきたかのような、非現実的な光景に言葉を失った。

「…あなた…は？」震える声で問いかけると、彼女は妖しく微笑んだ。その微笑みは、ゲーム内のキャラクター設定以上に妖しく、私の理性と心を揺さぶる。

「貴方が作った私よ…マスター」

彼女の低い声は、ベルベットのような肌触りで、私の心を締め付ける。マスター。ゲーム内ではそう呼ばれていたが、現実でそれを言われると、全く違う重みを持つ。

彼女は私のベッドの端に座り、足を組む。その仕草ひとつひとつが、まるで魅惑のダンスのよう。彼女の存在は、現実の枠を突き破り、私の世界を混沌に染め上げていく。

「…どうすれば、元の…世界に戻れるの？」

混乱した私は、必死に現実逃避を試みた。しかし、彼女は何も答えない。ただ、私を見つめ、深く赤い瞳で私の魂を捉えるように見つめている。

時間だけが、ゆっくりと流れ、沈黙が空間を支配する。私は彼女から目を逸らすことができない。その圧倒的な美しさ、妖艶な雰囲気、そして彼女が発する不思議な魔力に、私は抵抗できずにいた。

それから数日、彼女は私の傍にいた。彼女は言葉を巧みに操り、私の心を自在に操る。最初は戸惑いと恐怖で一杯だった私が、いつの間にか彼女の虜になっていくのは、時間の問題だった。

彼女の触れた指先から伝わる温もり。彼女の唇に触れた時の、衝撃的な感覚。それはゲームでは決して味わえない、生きた感触だった。ゲーム内の設定とは違い、彼女は決して冷酷ではなく、時に優しい表情を見せる。

彼女は私の生活の一部となっていった。一緒に食事をし、ゲームを作り、時にはただ一緒に静かに過ごす。彼女と過ごす時間は、苦痛ではなく、至福の時間だった。

しかし、同時に私は罪悪感に苛まれていた。彼女が本物である以上、これはただのゲームではない。私は、彼女を創造した存在として、責任を負わなければならない。そして、ゲームの世界と現実の世界の境界が曖昧になることに、漠然とした恐怖を感じていた。

ある夜、私は彼女に尋ねた。

「君は…本当にゲームから来たの？どうやって…？」

彼女は静かに微笑み、私の手を握った。彼女の掌は驚くほど暖かく、私の心を落ち着かせる。

「それは…重要なことじゃないわ、マスター。今、私たちが一緒にいることが、全てなの」

彼女の言葉に、私は胸が締め付けられるような思いを感じた。確かに、彼女の存在は私の現実を変えた。しかし、それは決して悪い変化ではなかった。

彼女は私を愛し、私は彼女を愛している。それは、ゲームの設定を超えた、純粋な感情だった。

ゲームの制作は続けられた。しかし、それはもはや単なる仕事ではなく、彼女との共同作業となっていた。ロードレガリアの設定を微調整し、彼女の性格を反映させ、そして、私たちの物語をゲームに織り込んでいく。

「サキュバスロードレガリア」は、現実と虚構の境界を超えた、私と彼女の物語であり続けるだろう。そして、それは永遠に続く、私の、そして彼女の物語だ。

ゲームのエンディングは、まだ決まっていない。しかし、私は既に答えを知っている。それは、彼女と永遠に共に生きること、そして、この奇跡を大切に守り続けることだ。  彼女の温かい視線を感じながら、私は明日からもゲームの制作を続ける。私の、そして、ロードレガリアの物語を紡ぎ続けるために。