【エロ動画】[スマホ対応]とある美琴のエリョナ大全集ムービーズ【アダルトAVアニメ・ゲーム】

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警備員訓練所に潜入し、不審なリング上で怪しい雰囲気に身構えるヒロインに高周波の様な高い音が襲いかかる。

それこそがテ○スティーナの罠である能力無力化装置だった。

力を失ったリング上の美琴に戦闘員の女達が襲いかかる。

## 鋼鉄の雷鳴、沈黙の旋律

　冷たい鉄の匂いが鼻腔をくすぐり、アスファルトの硬質な感触が足裏から伝わる。ここは常盤台中学からそう遠くない場所にある、とある警備員訓練所。だが、その実態は、秘密裏に開発されていた能力無力化装置「テスティーナ」の実験場だった。そして、その実験台にされようとしているのは、かの有名な「超電磁砲」こと御坂美琴。

　美琴は、薄暗い訓練場の中心に設置された、無機質な銀色のリングの上に立っていた。周囲を取り囲むのは、鋼鉄の鎧を思わせる黒い訓練服に身を包んだ数人の女性たち。彼女たちの目は、獲物を狙う猛禽類のように鋭く、冷たい光を宿している。美琴は、この状況に違和感を覚えていた。何かがおかしい。訓練にしては、あまりにも殺伐としすぎている。

　「…何なの、これ」

　不審なリングに足を踏み入れた瞬間から、不穏な空気が漂っていた。しかし、美琴は持ち前の好奇心と、どんな状況でも臆しない勇気で、この場所へと足を踏み入れたのだ。まさか、これが彼女の人生を揺るがすような、恐ろしい罠だとは、この時の彼女は知る由もなかった。

　ふと、彼女の耳に、微かな、しかし無視できない音が届き始める。それは、まるで金属が擦れるような、あるいは高周波のノイズのような、不快な響きだった。最初は遠くで鳴っているのかと思ったが、その音は次第に大きくなり、美琴の鼓膜を直接刺激するようになった。

　「う、うるさい…！」

　美琴は思わず耳を塞いだ。その音は、ただ耳障りなだけではない。まるで、体内の電流を乱すかのような、奇妙な感覚を伴っていた。彼女の自慢の能力、電撃を操る力。それが、まるで何かに邪魔されているかのように、鈍く、重く感じられる。

　「なんだこれ…私の能力が…！」

　焦りが美琴の心を蝕む。普段なら、指先一つで雷を操れるはずなのに、今は微かな静電気すら発生させることができない。まるで、体中に重い鎖が巻き付いているかのようだ。

　その時、リングの外にいた女性たちが、一斉に動き出した。彼女たちの動きは、訓練された兵士のように洗練され、無駄がない。そして、その手には、鈍く光る金属製の武器が握られていた。

　「うわっ、何！？ やめろ！」

　美琴は咄嗟に身構えようとしたが、体が思うように動かない。彼女の身体能力は、一般人よりも遥かに優れているはずなのに、今はまるで泥に足を取られたように重い。

　「これで、あなたの能力は無効化された」

　一番奥にいた、ひときわ威圧感のある女性が、冷たい声で告げた。彼女こそが、この「テスティーナ」開発の首謀者の一人、テスティーナと名乗る人物だった。

　「能力無効化…？ まさか！」

　美琴は、状況の深刻さを理解した。この高周波のような音、そして能力が封じられた感覚。それは、彼女の能力を封じるために仕掛けられた、特殊な装置の仕業だったのだ。

　「無駄な抵抗はしない方がいいわ。あなたはもう、ただの子供よ」

　テスティーナの言葉に、美琴のプライドが傷つく。だが、それ以上に、無力感が彼女を苛んだ。雷を自在に操る、あの力。それこそが、彼女のアイデンティティそのものだった。それが、失われてしまった。

　「…ふざけないで！」

　美琴は、残された力で反撃を試みた。しかし、彼女の拳は、訓練された女性たちの硬い鎧に阻まれ、弾き返されてしまう。彼女たちの攻撃は、正確無比で、容赦がない。美琴は、必死にかわし、受け流そうとするが、その動きは鈍く、次第に追い詰められていく。

　「うぐっ…！」

　一人の女性の強烈な蹴りが、美琴の腹部にめり込んだ。息が詰まり、視界が霞む。それでも、美琴は諦めなかった。彼女の心の中には、仲間を守りたい、そしてこの悪事を許せないという、強い意志が燃え盛っていた。

　「まだ、終わってない…！」

　美琴は、瓦礫となった鉄骨を拾い上げ、必死に振り回した。しかし、それは訓練された者たちの前では、あまりにも無力な抵抗に過ぎなかった。彼女たちの武器は、美琴の反撃を軽々と受け流し、さらに鋭い攻撃を浴びせてくる。

　「このままでは…！」

　美琴は、リングの中心で、次々と襲い来る攻撃に耐えていた。体力は奪われ、全身に痛みが走る。しかし、彼女の瞳は、まだ諦めの色を宿してはいなかった。

　（こんなところで、終わってたまるか…！）

　彼女の脳裏には、初春や佐天、そして白井黒子たちの顔が浮かんでいた。彼女たちを、こんな連中に傷つけさせるわけにはいかない。

　その時、美琴の意識の片隅に、微かな、しかし確かな「温もり」が感じられた。それは、彼女の能力そのものではない。もっと根本的な、生命のエネルギーのようなもの。

　（これは…？ 私の身体が…！）

　彼女の身体は、能力を封じられてはいるものの、その潜在能力は健在だった。彼女の強靭な肉体、そして電気を操るために最適化された身体構造。それが、この状況で、彼女を支えていた。

　「まだ、やれる…！」

　美琴は、全身に響く痛みに耐えながら、再び立ち上がった。彼女の目は、先ほどよりもさらに鋭く、決意に満ちていた。

　「…テスティーナ。あんたのその装置、私の身体を壊すことはできても、私の心までは壊せない！」

　美琴の叫びは、訓練場に響き渡った。彼女の周りには、彼女が必死に抵抗した痕跡が残っている。しかし、彼女はまだ倒れていない。

　「驚いたわ。さすがは超電磁砲ね。でも、徒労に終わるわよ」

　テスティーナは、冷静にそう言い放った。彼女たちの目的は、美琴の能力を完全に奪うこと。そして、そのための研究は、すでに最終段階に入っていた。

　美琴は、襲い来る攻撃を避けながら、頭の中で必死に状況を分析していた。能力は使えない。しかし、身体能力はまだ残っている。あの高周波の音は、おそらく装置の核となる部分から発せられている。もし、あの音源を破壊できれば…。

　（あの音…あれが、私の能力を邪魔してるんだ）

　美琴は、リングの構造を観察した。どこかに、弱点があるはずだ。彼女は、訓練された女性たちの攻撃をかわしながら、リングの縁に設置された、不審な装置の数々を視界に収めた。

　「…あれね！」

　美琴の視線が、リングの四隅に設置された、まるでスピーカーのような装置に釘付けになった。そこから、あの不快な高周波音が発せられている。

　「邪魔よ、邪魔！」

　美琴は、持てる力を振り絞り、その装置に向かって突進した。訓練された女性たちが、彼女の動きを阻止しようと立ちはだかる。しかし、美琴の気迫は、それらの障害を凌駕していた。

　彼女は、力任せに女性たちを薙ぎ払い、装置へと迫る。そして、その一部に、自身の拳を叩き込んだ。

　「う、ぐっ…！」

　装置は、衝撃で歪み、さらに不快な音が激しくなった。しかし、その音は、以前よりも弱々しくなっているように感じられた。

　「まだ、終わりじゃない！」

　美琴は、もう一つの装置にも、渾身の力を込めて拳を叩き込んだ。

　「ガシャン！」

　乾いた音が響き、二つの装置から、さらに激しいノイズが発せられた。そして、その音は、美琴の耳に届く前に、まるで内部でショートしたかのように、ピタリと止んだ。

　「…！ 音が、消えた…？」

　美琴は、驚きに目を見開いた。そして、恐る恐る、自身の能力を試してみた。

　（電撃…！）

　彼女の指先から、微かな、しかし確かな電撃が放たれた。それは、以前のように強力ではなかったが、確かに彼女の能力が戻りつつある兆候だった。

　「…やった…！」

　美琴は、思わず笑みをこぼした。しかし、すぐにその表情を引き締めた。まだ、テスティーナたちはいる。

　「…まだ、終わってないわよ。ただの小細工で、私たちの計画が台無しになると思う？」

　テスティーナは、余裕の表情でそう言った。彼女の背後から、さらに数人の女性たちが姿を現す。彼女たちの手には、先ほどとは比べ物にならないほど強力な、エネルギー兵器が握られていた。

　「…あいつら、本気だ…」

　美琴は、再び身構えた。能力は戻りつつあるが、まだ万全ではない。しかし、彼女の覚悟は、揺るがなかった。

　「来いよ！ どんな武器だろうと、私には通用しない！」

　彼女の全身に、再び微かな電撃が走り始める。鋼鉄の雷鳴は、沈黙の旋律を破り、再び覚醒しようとしていた。この訓練所は、彼女の強さを証明する、新たな舞台となったのだ。