【エロ動画】催淫トレイン【アダルトAVアニメ・ゲーム】

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【電車シリーズの3作目】

## 催淫トレイン

鉄の塊が、鈍い唸り声を上げながら暗闇を滑っていく。夜行列車の車窓に映るのは、流れる星屑のような街の明かりと、僕自身の青白い顔。これが「催淫トレイン」の三作目か。前作、前々作と、男たちの欲望が火花を散らす舞台となったこの列車は、今宵もまた、奇妙な化学反応を孕んで、静かに、しかし確かに、その目的へと向かっていた。

指定されたB号車、3番A席。指定席券には、見慣れない、しかしどこか挑発的なデザインが施されていた。指定された時間、指定された席に座る。車内は、思っていたよりもずっと静かだった。乗客たちの顔には、期待と不安、そして隠しきれない好奇心が入り混じっている。僕も例外ではない。この列車に乗り込むたび、日常から切り離された異空間へと足を踏み入れるような感覚に囚われる。

隣に座ってきたのは、黒いロングドレスに身を包んだ女性だった。顔は影になり、細い指先が、手すりをゆっくりと撫でている。その仕草だけで、彼女がこの「催淫トレイン」に相応しい存在であることを、僕は直感した。彼女の隣に座ることを許された僕は、まるで誘われるように、彼女へと意識を傾ける。

「初めまして」

彼女の声は、絹のように滑らかで、低く響いた。その声に、僕の背筋を微かな震えが走る。

「ええ、初めまして。…あの、ご一緒させていただいても？」

質問は野暮だった。この列車では、指定された席に座る者同士が、何らかの形で「繋がる」ことを暗黙の了解としていた。

「ええ、もちろん。むしろ、それを望んでいらしたのでしょう？」

彼女はそう言って、ゆっくりと顔を上げた。漆黒の瞳が、僕の目を捉える。その瞳の奥には、底知れない深淵が広がっているかのようだった。彼女の名前は、アリスと名乗った。

列車はさらに速度を上げ、窓の外の景色は、もはやただの光の帯と化した。車内は、薄暗い照明に照らされ、独特の空気が漂い始めている。それは、禁断の果実を前にしたような、甘く、そして危険な香りだった。

「この列車は、ただの移動手段ではありません」

アリスが、静かに語り始めた。

「ここは、日常の殻を破り、隠された欲望を解放する場所。あなたの、奥底に眠る本能を呼び覚ますための、舞台なのです」

彼女の言葉は、僕の心に直接響いた。確かに、僕もこの列車に乗り込む前に、そんな期待を抱いていた。普段の生活では決して口にすることのない、秘められた願望。それを、この「催淫トレイン」は、静かに、しかし力強く、満たしてくれるのだと。

「でも、ここは強制される場所ではありません。あなたの意思を尊重します」

アリスは、そう付け加えた。その言葉には、偽りのない誠実さが宿っていた。この列車が、一方的に欲望を掻き立てるだけの場所ではないことを、彼女は知っている。

「私が、あなたの望むものを、見せてあげましょう」

アリスは、そう言って、僕の顔を覗き込んだ。その瞳には、挑発的な光が宿っている。

僕たちは、言葉を交わさずに、互いの視線だけで会話を続けた。彼女の纏う香りが、鼻腔をくすぐる。それは、薔薇の香りのようでもあり、しかしもっと官能的で、危険な香りだった。

列車の振動が、次第に激しくなる。それは、機械的な振動というよりも、まるで生命の鼓動のように感じられた。車内の他の乗客たちも、それぞれに、隣り合った者、あるいは遠くの誰かと、静かに、しかし熱を帯びた交流を始めている。囁き声、微かな吐息、そして時折響く、抑えきれない笑い声。それらが混ざり合い、この空間を独特の熱気で満たしていく。

アリスの指先が、僕の手に触れた。その冷たい指先が、僕の皮膚を滑るたびに、電流のような感覚が走る。

「あなたは、何を求めていらっしゃるのですか？」

彼女の声は、もはや囁きに近かった。その声に、僕の理性は急速に溶け出していく。

「僕…僕も、あなたのように…」

言葉に詰まる。普段なら、こんなにも率直に感情を表現することはできない。しかし、この列車では、それが許される。いや、むしろ、それを求められているのだ。

アリスは、何も言わずに、僕の指先を、自身の唇へと導いた。その瞬間、僕の全身を、熱い血潮が駆け巡る。彼女の唇は、柔らかく、そして魅惑的だった。

「これは、始まりに過ぎません」

彼女は、そう言って、僕からそっと指を離した。しかし、その視線は、僕から離れなかった。

列車の旅は、まだ始まったばかりだ。この「催淫トレイン」が、僕たちをどこへ連れて行くのか、それは誰にも分からない。しかし、一つだけ確かなことがある。それは、この旅の終わりには、僕たちの日常は、もう元には戻らないだろうということだ。

アリスは、僕の腕をゆっくりと掴んだ。その腕の力は、見た目よりもずっと強く、そして熱かった。

「さあ、行きましょう。あなたの、本当の姿を、見つけに」

彼女の声に導かれるように、僕は立ち上がった。車内の他の乗客たちも、それぞれに、新たなパートナーを見つけ、静かに、しかし確かな足取りで、通路を歩き始める。

僕たちは、B号車から、さらに奥へと進んでいく。車内は、さらに豪華な装飾が施され、まるで秘密の社交場へと変貌していた。壁には、官能的な絵画が飾られ、柔らかな絨毯が、足音を吸収する。

「この列車では、あらゆる欲望が、許されます」

アリスが、僕の耳元で囁いた。その吐息が、僕の首筋をかすめ、ゾクゾクとした感覚を覚える。

「でも、それは、責任を伴うものです」

彼女は、そう付け加えた。その言葉には、危険な誘惑だけでなく、ある種の警告も含まれていた。

僕たちは、さらに奥の個室へと案内された。そこは、まるで別世界だった。柔らかなソファ、間接照明、そして、中央に置かれた、大きめのベッド。

「ここでは、あなた自身が、創造者です」

アリスは、そう言って、僕に微笑みかけた。その微笑みは、天使のようでもあり、悪魔のようでもあった。

僕たちは、互いに見つめ合った。言葉は、もう必要なかった。この「催淫トレイン」が、僕たちの秘められた欲望を、どこまで解き放ってくれるのか。それは、未知の世界への、スリリングな旅の始まりだった。

夜行列車の旅は、まだ続く。この鉄の塊は、静かに、しかし確実に、僕たちを、日常の彼方へと連れて行ってくれるだろう。そして、その先に待つのは、どんな「催淫」の光景なのか、それは、まだ誰にも分からない。

（了）