【エロ動画】新感覚ホラームービーコミック「Q太郎」【アダルトAVアニメ・ゲーム】

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新感覚ホラームービーコミック「Q太郎」の詳細情報まとめ。安全に無料動画視聴！

小学生の時、

いつもみすぼらしい服装のクラスメイトがいた。


陰気でキョロキョロと周りを見回している挙動不審な子だった。

その様子から「キョロ」というあだ名がつけられていた。


同じ生き物係になり、一緒にウサギの世話をしてるうちにちょっと仲良くなった。


その彼から

「家にお化けが出る」

と言って見せられたのが下手くそなオバケの絵だった。

僕は思わず吹き出してしまったが〜彼は真剣な表情で

「みんな殺されちゃうよ・・・」とつぶやいた。


その怯えた様子に僕は困惑し、

「塾があるから〜」と嘘をつき彼をおいて帰ってしまった。


それから話をすることは無くなり、しばらくして彼は引っ越していった。


中学になってから、彼の父親、母親が相次いで死んでいたことを知り鳥肌が立った。


ちゃんと話を聞いてあげてたら・・・・

いや、聞いてたらどうなっていたんだろう?



外薗昌也原作のホラーが動画コミックとして登場!

平凡な日常が恐怖の舞台へと変わる様を3Dキャラで描く!


原作　外薗昌也

画　　友梨かもめ・多津川真琴

夕暮れ時、校舎の窓から差し込むオレンジ色の光が、埃っぽい教室を照らしていた。僕は窓際に座り、教科書に目を通しながらも、心は別の場所にあった。キョロ。あの奇妙な少年のことだ。

小学生の頃、同じクラスだったキョロ。みすぼらしい服を着て、常にキョロキョロと辺りを見回し、まるで何かから逃げるようにしていた。その様子から付けられたあだ名だ。陰気で、口数は少なく、誰とも深く関わろうとはしなかった。彼と唯一接点があったのは、生き物係として、一緒にウサギ小屋の掃除をしていた時だけだ。

ウサギの毛繕いをしながら、彼は突然、一枚の紙切れを差し出した。下手くそな絵。白い顔と黒く塗りつぶされた目、ぎょろりと見開かれた口……それは、紛れもなくお化けの絵だった。

「家にお化けが出るんだ」

彼は震える声でそう言った。真剣な、切実な表情で。僕は思わず吹き出してしまった。小学生の悪ふざけ程度にしか思えなかったからだ。だが、彼の呟いた次の言葉は、僕の胸に不快な寒気を呼び起こした。

「みんな…殺されちゃうよ…」

彼の怯えた目、震える声。それは冗談ではなかった。本気の恐怖だった。僕は言葉に詰まった。どうすればいいのか分からなかった。不器用な慰めも、適切なアドバイスも思いつかなかった。そして、ずるい言い訳を口にした。

「塾があるから…」

嘘をつき、彼を残して教室を飛び出した。

その後、彼とは言葉を交わすことはなかった。引っ越し、という知らせだけが、淡々と伝わってきた。

それから数年後、中学二年生になった時、偶然、クラスメイトの会話から衝撃的な事実を知ることになる。キョロの両親が、相次いで亡くなっていたのだ。父親は心臓発作、母親は病死。どちらも、比較的若い年齢での出来事だったらしい。

鳥肌が立った。心臓が、激しく鼓動を打つ。キョロのあの震える声、怯えた表情が、鮮やかに蘇ってきた。

「みんな…殺されちゃう…」

彼の言葉は、単なる子供のお伽話ではなかったのかもしれない。もしかしたら、彼は本当に何かを見ていたのかもしれない。何か恐ろしいものを。

その夜、眠れないまま、僕はキョロのことを調べ始めた。彼の旧住所を辿り、当時住んでいた古いアパートを探し当てた。廃墟と化していたそのアパートは、薄暗く、不気味な雰囲気を漂わせていた。

好奇心と罪悪感、そして、抑えきれない恐怖感に駆り立てられ、僕はアパートの中に入っていった。埃っぽい空気、崩れ落ちそうな壁、そして、何処からか聞こえてくる、かすかな物音。

薄暗い廊下を進んでいくと、一室のドアの前に辿り着いた。そこから、かすかな、しかし明らかに人の気配のようなものを感じた。恐怖と好奇心が入り混じった感情を抱きながら、僕はドアを開けた。

部屋の中は暗かった。しかし、月の光がわずかに差し込むことで、部屋の様子をぼんやりと確認することができた。そこには、古びたぬいぐるみや、子供の落書きがされた壁、そして、床に散らばった、古ぼけた紙切れがあった。

その中の１枚に、見覚えのある絵が描かれていた。下手くそな、お化けの絵。

そして、その隣には、震えるような文字で書かれた、短い文章があった。

「お化けは…僕を…殺しに…来る…」

その瞬間、僕は背筋が凍るような恐怖に襲われた。キョロは、本当に、何か恐ろしいものを見ていたのだ。そして、その恐怖は、彼の両親を奪い、そして、今も、彼自身を脅かしているのかもしれない。

アパートから飛び出そうとした時、背後から、かすかな音が聞こえた。ゆっくりと、近づいてくる足音。そして、子供の、小さな泣き声が聞こえた。

振り返ると、薄暗い廊下から、キョロの姿が見えた。彼は、あの時と同じように、キョロキョロと辺りを見回しながら、ゆっくりと近づいてきていた。

彼の顔は、真っ白だった。そして、目は…黒く塗りつぶされていた。

僕は叫び声を上げ、逃げ出した。

その夜、僕は二度と、キョロの住んでいたアパートには近づかなかった。彼の身に何が起きたのか、今も分からない。ただ、あの日の彼の震える声と、下手くそなお化けの絵だけが、僕の心に深く刻み込まれたまま残っている。そして、いつの日か、再び、あの小さな泣き声が、僕の耳元で響き渡るのではないかと、今もなお、恐怖を感じている。

あの時、僕が彼に耳を傾けていたら、何かが変わったのだろうか？それとも、何も変わらなかったのだろうか？  答えは、永遠に分からないまま、僕の心に闇として残るだろう。