【エロ動画】毒学授業1-4【アダルトAVアニメ・ゲーム】

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この作品は「ゴキブリ少女の毒学授業(RJ045652)」「ゴキブリ少女の毒学授業2(RJ049484)」「萌え萌え男爵の毒学授業3(RJ052578)」「東大扇動部長の毒学授業4(RJ057538)」と内容の重複があります。

## 深淵の蜜 - 毒学授業異聞

冷たい石畳の床が、背中を這うように熱を奪っていく。朽ち果てたゴシック様式の建物は、昼間でも薄暗く、重苦しい空気が澱のように漂っていた。ここは、王立錬金術学院の隠された一室。表向きは「薬草学研究室」とされているが、実態は、禁断の知識を秘匿する「毒学特別講義室」だった。

生徒はたった一人。漆黒の髪を腰まで伸ばし、青白い肌を持つ少女、リリス。彼女の瞳は、深淵を覗き込むように、底知れない知識への渇望を宿していた。

「今日もまた、興味深い毒を学ぶことになりますね、リリス」

教授の声が、静寂を切り裂いた。男は初老の錬金術師、アベル。長い白髪を無造作に束ね、顔には数多の実験の痕跡が刻まれている。その目は、狂気と知性が入り混じった、複雑な光を放っていた。

「ええ、先生。楽しみです」

リリスの声は、まるで鈴の音のように繊細だった。しかし、その奥には、確固たる意志が潜んでいる。彼女はゴキブリのＤＮＡを組み込まれた、特異な存在だった。強靭な生命力と、並外れた毒への耐性。それは、彼女が毒学を学ぶために生まれてきたと言っても過言ではなかった。

アベルは、不気味な笑みを浮かべ、実験台に置かれたガラス容器を示した。

「今日は、特に危険な毒を扱います。『深淵の蜜』。幻覚作用と麻痺作用を併せ持ち、少量でも死に至る可能性があります」

容器の中には、黒々と光る液体が満たされていた。それは、腐敗した果実のような甘い香りを放ち、見る者を魅了する。しかし、その美しさは、同時に死の誘いだった。

「この毒は、特殊な植物から抽出されます。その植物は、禁断の森の奥深くに自生し、常に瘴気に覆われているのです」

アベルは、瘴気発生装置を作動させた。部屋中に、どす黒い霧が広がり、視界を奪っていく。リリスは、平然とした顔で霧を吸い込んだ。彼女の身体は、瘴気に対する耐性を持ち、むしろそれを栄養源としていた。

「深淵の蜜は、その瘴気の中で育ち、瘴気を凝縮させたような性質を持っています。つまり、瘴気に対する耐性がない者は、触れることすらできないのです」

アベルは、慎重な手つきで容器から少量の蜜を取り出し、試験管に入れた。

「この蜜は、単体で使用しても強力な毒ですが、他の物質と組み合わせることで、その効果を増幅させることができます。例えば…」

アベルは、いくつかの薬品を取り出し、蜜と混合した。すると、試験管の中で化学反応が起こり、液体が色を変え、強烈な光を放ち始めた。

「…この毒は、『光の沈黙』と呼ばれています。神経系を麻痺させ、視覚と聴覚を奪い、意識を喪失させるのです」

リリスは、目を輝かせながら、アベルの実験を見つめた。彼女は、毒の知識を貪欲に吸収し、自分のものにしようとしていた。

「先生、この『光の沈黙』は、どのような状況で使用することを想定されているのですか？」

リリスの質問に、アベルは満足げに頷いた。

「それは、状況によります。例えば、敵の要塞に潜入し、警備兵を無力化する場合。あるいは、反逆者を尋問し、秘密を暴露させる場合。毒は、使い方次第で、強力な武器にも、貴重な薬にもなるのです」

アベルは、試験管をリリスに手渡した。

「リリス、この毒を、あなたの手で扱ってみてください。感じてください。その性質を、その力を」

リリスは、試験管を手に取り、じっと見つめた。彼女の指先が、微かに震えている。それは、恐怖ではなく、興奮だった。

「…先生、この毒は、まるで私の内なる闇と共鳴しているようです」

リリスは、試験管を掲げ、深呼吸をした。そして、彼女は、試験管の中の毒を、一気に飲み干した。

アベルは、驚愕の表情を浮かべた。

「リリス！　何を…！」

しかし、リリスは、平然としていた。彼女の身体は、毒に対する耐性を持ち、深淵の蜜を無効化していた。

「…先生、この毒は、私にとって、ただの甘い蜜に過ぎません」

リリスは、微笑んだ。その笑顔は、天使のように美しかったが、同時に、悪魔のように恐ろしかった。

アベルは、しばらく呆然としていたが、やがて、狂気じみた笑い声を上げた。

「素晴らしい！　本当に素晴らしい！　あなたは、私が探し求めていた、最高の才能だ！」

アベルは、リリスに近づき、肩を抱いた。

「リリス、あなたは、毒の申し子だ。あなたは、この世界を変える力を持っている。私と一緒に、禁断の知識を追求し、世界を支配しよう！」

リリスは、アベルの言葉に、静かに頷いた。

「…ええ、先生。私は、あなたと共に、深淵の蜜を味わい尽くしましょう」

その日から、リリスとアベルは、さらに過激な実験に没頭するようになった。彼らは、様々な毒を調合し、動物実験を繰り返し、その効果を検証した。リリスは、自らの身体を実験台とし、様々な毒を試し、その耐性を高めていった。

彼女は、次第に、人間としての感情を失い、毒そのものと化していった。彼女の瞳は、深淵の色を深め、その笑顔は、ますます妖艶さを増していった。

ある日、アベルは、リリスに、特別な毒を渡した。それは、彼が長年研究してきた、究極の毒だった。

「リリス、この毒は、『忘却の涙』と呼ばれています。この毒を摂取すると、すべての記憶を失い、生まれたばかりの赤ん坊のようになるのです」

リリスは、その毒を手に取り、じっと見つめた。

「…先生、なぜ、私に、このような毒を渡すのですか？」

アベルは、悲しげな表情を浮かべた。

「リリス、あなたは、あまりにも多くの毒を摂取しすぎた。あなたの身体は、もはや人間としての限界を超えている。このままでは、あなたの精神が崩壊してしまう。だから、私は、あなたを救いたい」

リリスは、しばらく沈黙していたが、やがて、決意を込めて言った。

「…先生、私は、自分の意思で、この毒を飲みます」

リリスは、迷うことなく、忘却の涙を飲み干した。

アベルは、リリスを抱きしめ、涙を流した。

「…さようなら、リリス。私の愛する弟子よ」

リリスは、アベルの腕の中で、意識を失った。

…

リリスが目を覚ました時、彼女は、自分がどこにいるのか、何も覚えていなかった。彼女は、まるで生まれたばかりの赤ん坊のように、無垢な瞳で、周囲を見渡した。

アベルは、リリスのそばに寄り添い、優しく微笑みかけた。

「…リリス、あなたは、もう一度、人生をやり直すことができる。あなたは、毒に囚われた少女ではなく、ただの人間として、幸せに生きることができる」

リリスは、アベルの言葉に、首を傾げた。彼女は、まだ何も理解していなかった。

しかし、アベルは、リリスの瞳の中に、かすかな光を見た。それは、希望の光だった。

アベルは、リリスの手を取り、ゆっくりと立ち上がらせた。

「…さあ、リリス。新しい人生を始めよう」

アベルは、リリスを連れて、研究室を後にした。彼らは、禁断の知識から解放され、光の世界へと足を踏み出した。

しかし、彼らが知る由もなかった。リリスの体内に組み込まれたゴキブリのＤＮＡは、忘却の涙によって消滅することはなかった。それは、静かに、眠りについていた。そして、いつか、再び目覚める時を待っていた。

深淵の蜜は、まだ、彼女の体内で、甘い香りを放ち続けていた。