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花火の音に紛れて聞こえてくるいやらしい音
野外エッチの背徳感・・・

薄暮が街を包み込み、夜空に煌めく花火が夏の訪れを告げていた。お祭りの熱気が街中を満たし、人で溢れかえっていた。

浴衣姿の美咲は、幼馴染の健太と花火大会にやってきた。色とりどりの浴衣が人混みの中で揺れ、甘い香りが漂っていた。

「綺麗だね、花火」と美咲は目を輝かせて言った。

「うん、君も綺麗だよ」

笑い合う二人。その瞬間、二人の世界は周りを遮断したかのように静寂に包まれた。

「美咲、あの音聞こえる？」と健太が耳元で囁いた。

花火の音に紛れて聞こえてくる、奇妙ないやらしい音。それは、公園の茂みから聞こえてきていた。

「何の音だろう？」と美咲が尋ねると、健太は意味ありげに笑った。

「あそこに行ってみよう」

二人で茂みへと近づくと、その光景に息を呑んだ。二人の男女が絡み合っていた。浴衣姿の女性が男性の股間にまたがり、激しい動きをしていた。

「な、何これ…」と美咲は震える声で呟いた。

「野外エッチだよ」と健太が言った。「花火の音に紛れて聞こえづらいから、周りは気づいてないみたい」

美咲の胸は高鳴った。初めて見る光景に、興奮と背徳感が同時に押し寄せてきた。

「ちょっと、やめなさい…」と女性が弱々しく抗議していたが、男性は聞く耳を持たない。むしろ、女性の反応に興奮を募らせているようだった。

美咲は思わずその姿をじっと見つめた。初めて見るあそこまで露骨な性行為。激しい動き、喘ぎ声、女性の露わになったオッパイ。美咲の体は熱くなっていた。

「美咲、どうしたの？」と健太が尋ねた。

「…私も…」

美咲は健太の腕にすがった。

「私も…したい」

健太は驚いた表情をしたが、すぐに笑みを浮かべた。

「わかった。ここじゃないけど、後でどこか違う場所に行こう」

二人は茂みから離れ、人混みへと戻っていった。花火が夜空に次々と打ち上がり、二人の耳に激しい音が届いても、二人の心はすでに新たな興奮へと向かっていた。

お祭りの喧騒の中で、二人は密かにデートを続けた。楽しげな笑い声や音楽にまぎれて、二人は見つめ合い、体を寄せ合った。

「美咲、早くしよう」と健太が耳元で囁いた。

二人はお祭り会場から少し離れた公園へと向かった。暗闇に包まれた公園の隅にベンチを見つけ、二人はそこに腰を下ろした。

「あのセックス、見たかった？」と健太が尋ねた。

「うん…見たかった」

美咲は正直に答えた。今までの自分を恥じるような気持ちもあったが、同時に背徳的な興奮に身を委ねていた。

「じゃあ、俺がしてあげよう」

健太が美咲の浴衣を解き始めた。花火の音色だけが二人を取り巻いていた。美咲は身震いし、呼吸が乱れた。

「…気持ちいい」

美咲が喘ぐと、健太は嬉しそうに笑った。

二人は花火の光に照らされながら、激しい愛を交わした。野外エッチの背徳感と、相手への愛が入り混じり、美咲は今までにないほどの恍惚感に包まれた。

花火大会が終わっても、二人の興奮は冷めなかった。夜中まで公園で愛し合い、お互いの体を堪能した。

翌朝、二人はお祭り会場に戻り、まるで何もなかったかのように振る舞った。しかし、二人の心には昨日の夜の記憶が色濃く刻まれていた。

それ以来、美咲と健太は密かに野外エッチを繰り返した。お祭りでも、公園でも、人目を忍んで愛し合った。背徳的なスリルと、相手への欲望が二人を強く結びつけた。

そして、あの夏の夜、野外エッチの記憶は、美咲と健太にとって忘れられない思い出となった。