【エロ動画】1回300円 – ふるーつふ○きゅーと【アダルトAVアニメ・ゲーム】

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(English product description provided by the creator.)(作品介紹文章由社團提供) 

## 300円の楽園

　薄暗い雑居ビルの一室。ここが、私の秘密の場所、「ふるーつふ○きゅーと」だった。扉を開けると、甘ったるい匂いが鼻腔をくすぐる。それは、熟れた果実の香りと、微かに漂う消毒液の匂いが混ざり合った、独特な香りだった。

　「いらっしゃいませ！」

　元気な声に振り返ると、そこにいたのは、少女だった。いや、少女というよりは、可愛らしい顔立ちをした、ほんの少し幼さの残る女性、といった方が正確かもしれない。名叫んだのは、この店の受付担当、リナだ。彼女の笑顔は、この薄暗い部屋に差し込む僅かな光を反射して、キラキラと輝いていた。

　「今日もよろしくね、リナ」

　私は、お決まりのセリフを口にして、財布から300円玉を取り出した。この300円玉が、私にとっての「楽園への切符」だ。この店で、私は現実の煩わしさから解放される。

　「はい！今日も楽しんでくださいね！」

　リナは、きびきびとした動きで私の前にあるカウンターに手を置いた。カウンターの奥には、色とりどりの果物が並べられている。それは、まるで宝石のように輝き、見る者の食欲を掻き立てる。りんご、ぶどう、いちご、そして、名前も知らないような南国の果実まで。

　「今日は、何にする？」

　リナの問いに、私はカウンターに並べられた果物の中から、一つの籠を選んだ。籠の中には、真っ赤に熟れたいちごがぎっしりと詰まっている。その艶やかな赤色は、私の心を一瞬で掴んだ。

　「これにするよ」

　「かしこまりました！」

　リナは、その籠を手に、店の奥へと進んでいく。私は、その後ろ姿を見送りながら、期待に胸を膨らませていた。この店では、ただ果物を食べるだけではない。ここでは、私は「特別」になれるのだ。

　案内されたのは、個室だった。部屋の中央には、ふかふかのソファが置かれている。そして、そのソファの前に、先ほどの果物が盛り付けられた、真っ白な皿が置かれていた。いちごは、まるで芸術品のように配置され、その周りには、ミントの葉が彩りを添えている。

　「どうぞ、ごゆっくり」

　リナは、そう言い残して部屋を出ていった。部屋には、私と、この美しく盛り付けられたいちごだけが残された。

　私は、ソファに深く腰を下ろし、ゆっくりと、そのいちごに手を伸ばした。指先でそっと触れると、その瑞々しさが伝わってくる。そして、口に運ぶ。

　「ん…！」

　口の中に広がるのは、甘酸っぱい、濃厚な果汁。それは、今まで私が食べたどんな果物よりも、格別な味だった。まるで、太陽の恵みを一身に浴びて、凝縮されたかのような甘さ。そして、口の中でとろけるような食感。

　「ふぅ…」

　私は、目を閉じて、その味を堪能した。この一粒のいちごに、300円を払う価値は、十二分にある。いや、それ以上の価値があるのかもしれない。

　この「ふるーつふ○きゅーと」は、ただの果物屋ではない。ここは、私のような人間が、束の間、現実から逃避できる場所なのだ。毎日の仕事、人間関係、将来への不安。それら全てを忘れて、ただ純粋に、果物の味に没頭できる場所。

　私がこの店に通うようになったのは、半年前のことだった。仕事で大きな失敗をし、自信を失っていた頃。偶然、この店の前を通りかかった。怪しげな看板に惹かれ、好奇心から入ってみたのだ。

　初めて食べたのは、ぶどうだった。一粒一粒が、ぷりぷりとしていて、口の中で弾けるような食感。その甘さとみずみずしさに、私は心を奪われた。そして、店を出る時、リナが「また来てくださいね！」と笑顔で言ってくれた。その笑顔が、私の心を温かく照らしてくれたのを覚えている。

　それ以来、私は毎週のようにこの店に通うようになった。行くたびに違う果物を試した。りんごのシャキシャキとした食感、桃の、まるで絹のような舌触り、マンゴーの濃厚な甘さ。それぞれの果物が、私に新しい感動を与えてくれた。

　そして、この店では、果物だけではなく、リナとの会話も楽しみにしていた。彼女は、いつも明るく、私の話に耳を傾けてくれる。仕事の愚痴を聞いてくれたり、最近あった面白い出来事を話してくれたり。彼女との会話は、私の心を軽くしてくれた。

　「…また、頼んでみようかな」

　私は、ふと、もう一皿頼むことを考えた。しかし、今日はまだ、このいちごを味わい尽くしたい。

　ふと、部屋のドアがノックされた。

　「失礼します。お時間となりました」

　リナの声だ。もう、そんな時間か。

　私は、名残惜しい気持ちで、ソファから立ち上がった。残ったいちごを、もう一口、口に運ぶ。

　「ごちそうさまでした」

　部屋を出ると、リナが笑顔で待っていた。

　「楽しんでいただけましたか？」

　「うん、最高だったよ。また来週来るね」

　「お待ちしております！」

　私は、リナに手を振って、店を出た。外は、すっかり暗くなっていた。しかし、私の心は、甘く満たされていた。300円で得られる、この幸福感。それは、何物にも代えがたい。

　この「ふるーつふ○きゅーと」は、私にとって、ただの果物屋ではない。それは、現実の重圧から解放され、純粋な喜びを感じられる、秘密の楽園なのだ。そして、その楽園の番人であるリナの笑顔が、私を再びここへ呼び寄せるのだろう。

　来週は、どんな果物にしようか。そう考えながら、私は足取り軽く、夜の街を歩いた。300円という安価で、これほどの幸福を得られる場所が、他にあるだろうか。私は、この秘密の楽園を、これからも大切にしていきたいと思った。